|
|
月曜、午前中、京成電鉄取材。押上駅から歩く道程な新東京タワー建設のために工事中でエリアをつっきる仮の連絡通路になっていた。まだ新タワーは影も形もなかったが、やがて立ち上がってゆくのだろう。三丁目の夕日の21世紀版だ。
隣の京島はマスクメロンの皺のような路地を訪ねて取材したことがあったが。ここは初めて来たような気がしていたが、本社屋をみて思い出した、前に御厨先生と東京私鉄特集の『東京人』を作った時に取材に来ている。今回は36分で空港までの新スカイライナーと上野公園地下のカーブの話。
東日本橋駅と馬喰横山駅の乗り換えの道すがらカフェドクリエで昼を食べ、午後、読書会に大学に向かう。前回宿題になっていたゲーデルの話をしてデリダ。夕方からは編集者と食事。見捨てずにいてくれてありがたいことです。料理屋を出て、壁に埋まっている階段を発見した。階段だったところが外から板を打ち付けられ階段状の模様になっている。トマソン物件である。
火曜は終日原稿。家の周辺で済ませようと思い、まずスタバ。橋口さんが打ち合わせ中で、相変わらずだなと思う。自分も前はここでずいぶんあがく仕事をしていたのだ。しかし午前中仕事をし続けて電池がなくなってきたタイミングで少し頭を休めたくなった事情もあって、特に講義も学生に会う約束もなかったが、午後から大学にまた出る。電車に乗っている間に頭を冷やし、大学では充電しながら仕事をし、印刷してそれをみながら帰るパターンだ。
今週は原稿を四本仕上げなければならない週で、月火と結構がんばってきたが、水曜日からは相当時間拘束されるので、今のペースだと、たぶん四本目は来週になってしまうと思う。いつも仕事ができていないなぁとコンプレックスを持っているのだが、現実的にはけっこう忙しい。まともな仕事が出来ていないと感じてしまう体感的な不足感と実際の自転車操業ぶりとのギャップの大きさはなにか原因があるのだろうか。
四本のうち1本は例の『1Q84』論で、おかげで過去の村上作品を再読しなければならないはめに陥った。再読といっても、実はある言葉を追ってページを手繰っている。ロードス島の近くにハルキ島があるらしいが、やはり島に関すること。電子データ化されていれば検索がかけられるのにと思う。グーグルブックサーチはもしもうまく動き始めれば、そして評論の対象になりやすい動いている本もそのデータベースにおさめられるというおよそありえないことが実現すれば、こんなときにも有り難いはずだ。しかしそれはありえないので紙の本を再読。手元にないものもあるので、買い足したり、図書館で借りたり。おかげさまで『1Q84』は送って貰えたが、当然、早くも赤字である(笑)
|
|