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弥勒について

 投稿者:やましたこうしん  投稿日:2001年 4月19日(木)08時26分1秒
  >Yoさん
稲垣足穂については、わたしもこの15年間くらい、特別に読んでいるわけではないのです。
親しい作家ならば、書棚の一角に並んでいるだけでも幸せかなと。これって必ずしも退嬰とは思いません。

ドライなロマンティシズム。そうかもしれませんね。
気性としては南国人なんですよね。

さて、工作舎の近刊予告のコピー。
1 これは今話題の(笑)「全宇宙誌」
2 ?? 「二十一世紀精神」?
3 野尻抱影「大泥棒紳士館」
4 稲垣足穂「人間人形時代」

簡単なレスですいません。なんだか疲れが・・・。今日も一日リゲイン飲んで頑張ろう(苦笑)
 

弥勒につられて

 投稿者:Yo  投稿日:2001年 4月18日(水)13時07分50秒
  今日は書きこむのやめようって思っていましたが、またまた来てしまいました。稲垣足穂は、実はここ二十年間避けてきたのですが、それでも『弥勒』の中には忘れられない言葉がいくつかあります。有名な「六月の夜の都会の空」を始めとして、「貴方の胸の中でプロペラーが唸っている」とか、「キリストはダンディーの極致である」とか・・・。それで、今ふっと思ったのですが、やましたさんが好きな足穂と今はまっているという陽水の共通項。相変わらず飛躍しちゃいますねえ。このところちょっと頭が・・・とんでもない早起きのせいでしょうか。(老人性ではないってば!)さて、その答えはドライなロマンティシズム。日本的なベタベタした感傷ではなく、乾燥性あるいは陽性のロマンがあると見たのですが、どうでしょう?(アホかと言われたりして。)

あ、それから穴あき栞について。これは、いわゆるあの小さな栞ではなく、本の間に挟んである折り込みのことです。これもたしか栞っていうんですよね?それとも単なる折り込み広告?どっちにしろ、ちゃんと穴あいてます。これに本の宣伝が載っているのですが、これがまたいい。例えばこんな感じです。

1.オブジェ・コスモスからイメージ・コスモスまで、星間ガスから神へー悠久なる時空と宇宙への見果てぬ夢を封じ込めた物冊子
2.素粒子はわれわれを救いうるか/釈迦はわれわれを救いうるか/マルクスはわれわれを救いうるか/ダダはわれわれを救いうるか/月はわれわれを救いうるか
3.盗めますか?ほうき星の通過音を/盗めますか?テレビの走査線を/盗めますか?磁鉄鉱の沈黙を
4.キネオラマの月!/私製のプラタナス!/ブリキのファルマン!/人間である人形!/人造の星!

やってますねえって感じ。このコピー誰かしら。松岡正剛?
さて、問題です。上の4つはそれぞれ何の本の宣伝でしょう。(ヒント:もちろん70年代後半の工作舎の本です。)簡単すぎるか。それでは、昼休み終わります。おじゃましました。
 

レス〜底知れぬ読書家へ

 投稿者:やましたこうしん  投稿日:2001年 4月18日(水)08時19分35秒
  >由里葉さん
「全宇宙誌」お持ちなんですね。うらやましい〜。しかも、入手されたのが、ブロードウェイの古書店というところがなんとも不思議ですね。たしかあの本、カバーは透明のセルロイド?(有機化学疎い私^^;)だったと思いますが、どうでしたでしょうか?確かに好きな本は、完全な美本が欲しくなりますよね。

「リテレール」の編集後記、私が読んだのはVol.2。最近の物書き諸氏の、ルーズさ・横柄さ・アナログさをこき下ろしています。私も編集のはしくれのような仕事をしていますので、いちいち思い当たるふしがあり、溜飲を下げました。
いっそ実名にして欲しかった(笑)

それにしても、由里葉さんといい、これからレス書くモシキさんといい、かねたくさんといい、底知れぬ読書量・蔵書量ですね。
わたしは、住んでるマンションに、ぎゅうぎゅうずめの本棚6つ、あとは母の実家にみかん箱約50箱という状況ですが、お二人には、そしてここに来られる皆さん方には足下にも及ばないというのが、最近の偽らざる実感です。

>モシキさん
謎の読書家にお越し頂き光栄の至りです。
『澁澤龍彦文学館』3(ブラウンやバートンの巻?)は既にお持ちなんですね。ブラウンは読まれましたか?
あの時代の英国の文人には憧れる私です。
万巻の書物を読破中の謎の読書家、モシキさんの探求書などわたしに見つけられるか自信がないですが、もしなにかありましたら遠慮なくどうぞ。
「探求書の情報交換BBS」なんてのを構想したのですが、お金がからむと厄介そうなので実現してません。利害をからめないで、本を探しあうというのも面白いかもと、思っているのですが。

「弥勒」は私も、足穂のベストです。今を去ること、23年前の冬の夜明けに、異常な読書体験をしました。それが「弥勒」です。
件の「人間人形時代」ですが、私にはなんといっても所収の「宇宙論入門」が素晴らしい。あの香気は、世界のどの文人も到達し得なかった領域に思えます。元祖ポーの「ユリイカ」さえも。アシモフやガモフ、ホイル、ガードナーといった英米の優れた科学者の入門書ですらも。

>かねたくさん
ようこそお越しくださいました。
「成城だより」の話題がうれしく、私もついついかねたくさん宅にも書き込ませていただきました。
『澁澤龍彦文学館』を揃えておられるのですね。素晴らしいですね。
現在品切れなのか、版元在庫があるのか、ちょっと分からないのですが、現在のところ吉祥寺の例の古本屋で各巻1500円位で並んでいます。それにしても、みなさん既にお持ちだとは!私も今日例のバートン・ブラウンの収められた巻を購入しなくては!(笑)

歳のせいか(ウソウソ)早起き派になった私です。夜の書き込みには、翌朝必ずレス書きますので、これからもみなさまひたすらに濃いご投稿をよろしくお願いいたします
 

トゲトゲ

 投稿者:かねたく  投稿日:2001年 4月18日(水)00時10分7秒
  阪神は嫌いではない巨人ファンのかねたくです。

モシキさんは場所柄(でもないですか?)阪神ファンなのですね。
ところで、『澁澤龍彦文学館』は今や品切れなのですか?
モシキさんの下の書き込みを見てそう思いました。
あれは学生時代に発売されて、毎月楽しみに購入したことを懐かしく思い出します。
品切れだとすれば、あれは遠い昔になってしまったんだなあ、と。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~kinko/index1.htm

 

穴あき本

 投稿者:モシキ  投稿日:2001年 4月17日(火)23時33分55秒
  こんばんは、阪神ファンのモシキです。←トゲはないです。
弟に買って送らせるというのは、確かにいい思いつきですねえ
(また出たこうしんさんのいきなり発言!)。
『澁澤龍彦文学館』3は既に持っているのであれなんですが、
近々ホントに探求書書き込んじゃおかな。

真ん中に穴の空いた足穂の本、ありましたねえ。私は持ってないけど。
私は足穂の熱心な読者というわけではないんですが(持ってるのは四冊。
読んだ中では「弥勒」が一番好き)、あの本がホントに再刊されるので
あれば、私も欲しいような気が、昨日から今日にかけて自分のなかで盛り
上がってきてます。おやおや。
ネット上で皆さんがお薦めする本は読みたくなるんです、というこうしんさんの
気持ちが、ちょっとわかるような気がする近頃です。

http://home.att.ne.jp/star/moshiki/

 

2500円でした

 投稿者:由里葉  投稿日:2001年 4月17日(火)12時34分9秒
  『全宇宙誌』、確かに見かけませんね。
私はこの本を持っているのですが、中野のブロードウェィの精神世界専門の
古本屋でたまたま見つけて即座に買いました。
カバーがないのですが、2500円だったのでお買得だと思います。買ってよかった。
いつかはちゃんとカバーがついているものが欲しいのですが、何せ本自体を
見かけないので、なかなか実行できません。

『リテレール』の編集後記はおもしろいですね。どの本だか名前を忘れたのですが、
『海』や『マリ・クレール』、あとは『リテリール』についてヤスケンさんが赤裸々に
書いている本を読んだことがあります。本当に赤裸々。

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/3007/

 

早朝読書日記

 投稿者:やましたこうしん  投稿日:2001年 4月17日(火)08時19分44秒
  >Yoさん
朝早く起きて散歩したり読書したりするのは素晴らしいですね。
わたしは前夜のレスを書いてます(笑)
安原顕さんの「リレテール」(Vol.2)編集後記も面白かった。
埴谷雄高が、編集者を気遣うきめ細かな配慮のできる方だったのを聞いて
なるほどなあ、と。
「リテレール」、みかけたらぼちぼち買うことにいたしましょう。
 

「宇宙論入門」と「全宇宙誌」

 投稿者:やましたこうしん  投稿日:2001年 4月17日(火)07時59分57秒
  >由里葉さん
「人間人形時代」の栞の話、私も初めて知りました。そもそも、栞が入っていたっけ?そんな前代未聞の奇矯な
栞なら捨てるはずはないんですが・・・
「全宇宙誌」今振り返れば、あの大冊と特殊印刷で5000円は安い。きっとモトはとれなかったでしょう。
杉浦グラフィズムと松岡編集工学、当時の工作舎編集スタッフの知恵と汗の結晶ですね。
あの当時、お金がなくて買えなかったのですが、今は古書店でもあまりみかけませんね。みつかれば買いたいけど。

「早稲田文学」がCD-ROMを付録につけるとか。日経のコラムで読みました。
700MBのコンテンツを搭載して、原盤制作費20万円たらず、プレス単価100円そこそこ。
そんなCD-ROMすら、インターネットの潮流におされて、このところ需要が減っているとか。

「全宇宙誌」のような贅沢な本作りはだんだん難しくなってゆくのかもしれませんね。
なんだか寂しいような気もします。

しかし、見方を変えれば、WWW技術は個人が仮想の<贅沢な本>を極めて安価に作って
世界に問うことを可能にしたわけで。
Yoさんがいみじくもおっしゃるように、由里葉さんのサイトもそんな魅力に満ちてます。

我々は我々の方法で自分自身の「全宇宙誌」をつくることができる時代になった。
そんな風に考えると、希望もわいてきます。
 

Marie Claire

 投稿者:Yo  投稿日:2001年 4月17日(火)05時20分44秒
  おはようございます。ヘロヘロのやましたさんを朝な夕なに責めるつもりはありませんので、レスつけなくてもいいですよ。またしても朝早く起きちゃったので(早くも老人性?)変な時間に書きこんでいます。Marie Claire知ってますよ。それというのも『感覚の力』を取り上げてくれた、たぶん唯二(もう一つは『翻訳の世界』)の雑誌なので。おお、いい雑誌だなあなんて思っていたのです。でもこれは3年前のことなので、もうヤスケンさんの編集ではないかもしれませんね。しれない、というのは、なんと探しても見つからないのです。ウーン売ったはずはないのですが、どこにいっちゃったんだろう。最近自分の部屋でウロウロ本探しをしていることが多いです。情けない・・・。昔のMarie Claire面白そうですね。今度古本屋に行ったときに探してみます。  

貴女は"Marie Claire Japon" をご存じですか?

 投稿者:やましたこうしん  投稿日:2001年 4月17日(火)00時18分18秒
  >Yo様、由里葉様
へろへろになって帰ってきた今宵、いつものようにレスを書くのでありますが、なにせヘロヘロ(笑)
安原顕のレスを書かなくちゃいけないのですが、みなさんお笑いあれ、なんとリテレール買うのは
今回が初めてなんです。Yoさんは2冊もってるというし、由里葉さんに至っては7冊もお持ちだとか。
はなからレスをつける資格ないです。でもレス書かなくちゃいけない。さて、安原さんが、
廃刊(休刊?)になった「海」を抜けて、同じ中央公論の"Marie Claire Japon"の編集スタッフに加わったのは
今から13年くらい前でしょうか?今、検証する時間がないのですが、当時の同誌のバックナンバーが
手元に10冊くらいあります。フランスのハイブロウなモード雑誌なのですが、毎月の特集が濃いです。
「ウィーン世紀末」種村季弘・池内紀、河村錠一郎、海野弘(1989年12月)
「ヴィスコンティ聖なる魔性の美学」辻邦生・蓮見重彦・篠山紀信・淀川長治・山田宏一(1988年3月)
いやはや、毎月こんな調子ですよ。しかも小文でお茶を濁すわけでない、堂々たる大特集。
安原顕の力量をまざまざと見せつけた雑誌でしたね。
こんなところで取り急ぎご容赦を^^;

PS 三浦氏の近況知らず、今のヤスケンさんの近況不明。陽水のコンサートうらやましいです。「花の首飾り」
歌うかしら?

>由里葉さん
お仕事お疲れさまでした。「全宇宙誌」のレス、明朝書きます。おやすみなさい(笑)
 

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